中世ヨーロッパの薬*チョコレート
チョコレートは、中世ヨーロッパでは薬として使われていたそうだ。
原料はカカオの実。
古代マヤ人は強壮・強精剤として愛用していたという。
チョコレートの効能
注目されているのがカカオ・ポリフェノール。
ポリフェノールは、苦みの成分で、活性酸素を抑制・除去する働きをもっている。
細菌やウイルスと戦ってくれる活性酸素が、過剰になると、さまざまな生活習慣病やガン、老化の原因になるともいわれている。そんなときに、ポリフェノールが活躍してくれる。
また、チョコレートには食物繊維やブドウ糖も豊富。
ビタミンE、ナイアシン、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが、バランスよく含まれている。
また、カカオに含まれているテオブロミンにはリラックス効果がある。
集中力を高め、思考力や記憶力をアップさせるパワーがある。勉強や仕事の合間にチョコレートをつまむとよい。
参考文献「医者いらずのクスリごはん」石原結實著 PHPビジュアル実用BOOKS