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なにやらなつかしい大根あめ(せきどめ)大根あめのつくりかた

長引く咳には大根あめ

大根あめは、民間療法として古くから作られていたそうだ。

風邪は治ったけど咳が治まらない、なんとなく咽喉がいがらっぽい、そんなときに試してみて!

風邪薬を控えたい妊婦さん、小さいお子さんなども、咽喉風邪に良いのではないかと思う。

だいこん1

大根あめの作り方

1、大根はきれいに洗って、水気をとる。

大根洗う

2、1~2㎝角のサイコロ状に切る(皮はむかない)。

大根切る

3、びんに2を入れ、ハチミツを大根が浸るくらいまで注ぐ(水あめでもOK)。

わたしは、はちみつがなかったので、水あめで作った。

大根あめ2

4、ふたをして冷暗所に置く。

5、1日経ったら、しぼんだ大根を取り除く。

大根あめ3

6、大根エキスとハチミツをよく混ぜて完成。

咳が出るときに、おちょこ1杯を1日3回飲む。

飲みにくいという人は、水かお湯で割る。

冷蔵保存で1週間ほどもつ。

参考文献「わが家でできる自然の特効薬」田中盛久/著(青春出版社)

栄養素

ビタミンA ビタミンC 植物繊維 ジアスターゼ、アミラーゼ フラボノイド

効果 効能

大根の根の部分には、でんぷんの消化酵素であるジアスターゼが多く含まれ、食物の消化を助け、腸の働きを整えてくれる効果があるといわれる。

ジアスターゼにはまた、解毒作用があるそうだ。

禁忌・注意事項

1才になっていない赤ちゃんには、与えてはいけない。

市販のハチミツの5%には、ボツリヌス菌が混入していると言われている。乳児がこのボツリヌス菌をとると「乳児ボツリヌス症」を発症して、最悪の場合死に至る可能性もある。乳児はまだ腸管が未発達なので、菌が増殖してしまう危険があるからだそう。

なにやら懐かしい「大根あめ」

私がまだ、幼稚園に通っていたころ、

決まった路地に、かっきり3時になると、紙芝居のおじさんが来た。

黄金バットが悪者にやっつけられそうになると、

「さあ、どうなるのか明日のお楽しみ」と言って終わるから、

次の日の紙芝居が待ち遠しかった。

おばあちゃんからもらった10円を毎日握りしめて、紙芝居に走った。

その紙芝居で買えるおやつが、練りあめ、するめなどであった。

「大根あめ」という名前を見たとき、その練りあめが頭に浮かんで、なつかしい気持ちになった。

「あめ」というと、あめ玉や練りあめといったお菓子が思い浮かぶ。以前関西に行ったときに「冷やしあめ」(生姜やニッキで味つけた甘い飲みもの)を初めて飲み、液体なのに「あめ」というなんて面白い! と思ったことがある。

「大根あめ」もトロリとした液体だから、発祥は関西かもしれないなあ。