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カボチャの種・ワタの食べ方、使い方

冬至にカボチャを食べると長生きすると昔から言われている。理由のひとつに、カボチャは体を温めるので、冬を健康に乗り越えられるということがある。

サラダにスープにスイーツに様々に料理して楽しもう。

成分と効能

●成分

カロテン、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンK、

カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンなど。

カロテンは体内に入るとビタミンAに変わる。

ビタミンAは体の粘膜を強化し、抵抗力をつけて風邪を予防する。また、進行するガン細胞の成長を遅らせる。

ビタミンAは油溶性ビタミンなので、油と一緒に取ると吸収力が高まる。

●効能

ガン、風邪、冷え性、高血圧、糖尿病、肝臓病、胃潰瘍など

カボチャの種とワタ、捨てないで!

調理するときに捨てられてしまう種とワタ。

ワタには、果肉の5倍ものカロテンが含まれている。種には動脈硬化を予防するリノール酸が含まれている。うまく料理して食べてしまおう。

咳や痰に、煎ったカボチャ種

カボチャの種1

種20粒ほどを、フライパンで乾煎りして食べる。炒めると香ばしくて食べやすくなり消化にも良い。

カボチャの種2

カボチャの種の煎汁

むくみ、虫下しに一日3回に分けて飲む。

カボチャの種20gを600㏄の水で半量になるまで煎じる。

カボチャの種3

種のすり潰しは化膿性皮膚病に

種をすり潰したものを患部に貼る。種にもカロテンがたっぷり含まれているので、皮膚の抵抗力を高めてくれる。

(種を殻から出すのが大変だった。簡単にほじくり出せる方法はないかな)

種

丹毒にカボチャの湿布

カボチャを生のまますり潰し、和紙に伸ばして患部に貼る。丹毒に効果がある。

(丹毒とは、怪我をした部分から連鎖球菌に感染し、赤く腫れたもの)

カボチャの寒天寄せ

昔ながらの手作りおやつ、カボチャの寒天寄せは、素朴な味と甘さが魅力的なおやつ。手間もそれほど掛からないので、おすすめ!

材料

・カボチャ300g

・砂糖70g

・粉寒天?

作り方

1、カボチャを柔らかくなるまで蒸す。

2、皮を厚めにむく。

3、カボチャ・砂糖70g・水100mlをミキサーに入れてドロドロにする。

4、鍋に水150mlと粉寒天を入れて沸騰させる。

5、火を止めて3を入れて混ぜる。

6、プレートへ流し、冷めたら冷蔵庫へ

7、器に盛って、召し上がれ。

選び方と保存法

表面にツヤがなく、ひび割れしているものが完熟品で、カロテンが豊富。

ずっしり重く、ふっくらとした形のものがよい。

切ったものを買うときは、黄みが濃いものほど完熟度が高い。

涼しいところに置けば、1~2か月は保存できるので、緑黄色野菜が不足した日の献立の1品に重宝する。

旬は夏。

参考文献:「医者いらずのクスリごはん」石原結實

PHPビジュアル実用BOOKS

参考文献:「台所はくすり箱」市川加代子著 銀河出版舎

「クスリになる食べもの」菅原明子著 ナツメ社