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ショウガの効果、七変化! 生姜おろし汁・生姜油・生姜罨法・生姜湯・ネギ生姜湯・生姜番茶・生姜風呂

冷奴や、湯豆腐に、刻みネギと生姜をつけて食べると、ピリリとして美味しさが増す。

昔から、生姜は魚や肉の臭い消しや、風味づけとして料理に使われている。

薬効は大きく、漢方処方の半分以上に用いられている。

生姜の様々な使い方を紹介する。

しょうが1

貧血・吐き気に生姜おろし汁

やり方

1、生姜をよく洗う。

しょうが2

2、すりおろす。

しょうが3

3、ガーゼで絞る。

しょうが4

4、しぼり汁を1~2g飲む。

しょうが5

リュウマチ・扁桃腺炎に生姜油をすり込む

やり方(患部の広さによって量は調節。生姜おろし汁:ゴマ油=1:1)

1、生姜おろし汁30ccを作る。

2、ゴマ油30ccとよく混ぜ合わせる。

しょうが6

しょうが7まぜまぜ。

3、痛いところにすり込む。

うきれい。なんだか魔法の秘薬みたい。

 

風邪に抜群!生姜湯

発汗や解熱の作用があるので、風邪には欠かせない。

「風邪かな?」と思ったら、おろし生姜に蜂蜜を加えて、熱湯をすすいで飲もう。

1、生姜をおろす。

2、蜂蜜を加える。

3、熱湯を注ぐ。

4、よくかき混ぜて飲む。

コリや痛みに生姜罨法(あんぽう)

(罨法とは、症状を和らげるため、患部を温めたり冷やしたりする療法。患者の状態に合わせて、温罨法と 冷罨法を選ぶ。)

1、生姜おろし汁30~50cc作る。

しょうが5

2、湯100ccで薄める。

しょうが9

3、タオルに染み込ませて、痛いところに当てる。

しょうが10

4、上から、20分程度ゆがいたコンニャクをタオルに巻いてのせる。

しょうが11      コンニャクの温かさが、ジワーと効いてくる。

5、毛布などで防温する。

腰痛や、腹痛、肩こりなど、あらゆる痛みやコリに効果があるそうだ。

成分・効能

成分

マグネシウム、リン、亜鉛、マンガン、銅、鉄、カリウム、

ビタミンE、K、B1、B2、B6、ナイアシン、葉酸、ビタミンC、パントテン酸、ベータカロテン

シネオール、ジンゲロール、ショウガオールなど

効果

・シネオールは、食欲増進・疲労回復の効果があるとされる成分で、胃腸機能調整・解毒・抗炎症作用などがあるらしい。

・ジンゲロール、ショウガオールは殺菌作用が強く、お寿司にガリが添えてあるのもこのため。また、細胞のガン化を防ぐ効果もあるといわれ、ガン予防にひと役買ってくれるのではと期待されている。

・ショウガの薬効として有名な、血行促進・新陳代謝促進・発汗作用などは、ショウガオールという成分の作用とされる。加熱したショウガのほうが、より血行促進には有効といわれるのは、ジンゲロールという別の成分も、熱を加えるとショウガオールに変わるからだそう。

※生姜の食べすぎは血圧を高くし、精神を興奮させることもあるので、あまり取り過ぎないように。

食欲不振に生姜入り番茶

熱い番茶に、生姜おろし汁を加え、フーフー言いながら飲む。

食欲不振、下痢、胃下垂に効果があるそう。

咳、痰の風邪にネギ生姜湯

1、白ネギ3gをみじん切りにする。

2、生姜おろし汁を3g作る。

3、熱湯に、白ネギ3gと生姜おろし汁3gを加えて飲む。

お風呂に入れてもOK、

生姜おろし汁をお風呂に入れて、坐浴する。

膀胱炎や腰痛、坐骨神経痛などの冷えや下半身の痛みに効くといわれる。

女性の膣炎や陰部のかゆみにも効くらしい。

よい生姜の選び方

鮮やかな黄金色で、全体にふっくらしてしわのないものを選ぶ。

表面にくぼみや傷があるものは避ける。

茎根に近い部分が赤いものが、特によいといわれている。

冷蔵庫では品質が変わりやすいので、長期保存の場合は、ラップで包んで冷凍保存するのがお勧め。

 

 

参考文献:「台所はくすり箱」市川加代子著 銀河出版舎

「食べものはくすり」橋本紀代子著 本の泉社

「クスリになる食べもの」菅原明子著 ナツメ社