イラスト:Freepik

ノアザミ茶の作り方・効能、ノアザミを採取するときの注意点

 

アザミ1

最近、「50の手習い」でお茶の稽古に通い始めた。

先日、茶室の床の間に、ノアザミが生けてあった。

茎をすくっと伸ばし、きりっと上を向いている紫のアザミ。

たった一輪で、和室の空気が引きしまる。

誇り高きノノアザミの花で、お茶を作ってみた。

ノアザミ茶の作り方

1、ノアザミの花を採取する。

2、水で洗い、天日干しにする。(はじめは鮮やかな紫色の花が色あせてくる)アザミ

3、からからに乾いたら、密閉容器に入れて保存する。(私の場合は5日間天日干しをした)

ノアザミ茶は、薄めた番茶のような味がした。1杯のお茶に私は乾燥アザミを2個使った。

アザミ3

 

生態・栄養学

季節:5~8月

利用部位:全草(薬用は葉および根)私はお茶に花のみ使用した

栄養素:タンニン、ミネラル、葉緑素など。

効果・効能

健胃、利尿、神経痛、止血、湿疹、かぶれに効果があるといわれている。

一般に全草を使い、水で煎じて飲まれている。

初期の乳腺炎には、葉を砕いて患部に冷湿布をするといいそうだ。

私もひどい乳腺炎だったので、知っていれば、効能を試してみることができたのだが。

 

アザミを採取するときの注意点

私が、ノアザミの花を採ったときには、ミツバチがたくさん群がっていた。

ぶーんという羽音があちらこちらから聞こえてきて、近寄りがたかった。

また、ノアザミは葉にとげがあり、刺さると大変痛いので、十分気を付けて採ってほしい。

軍手を用意し、できるだけ葉を触らないようにして、はさみで花を切る。

「天ぷらやあえ物にするとおいしい」と本に書いてあったので、さっそく天ぷらにして食べてみたが。

とげが痛くて、口に入れた途端、

ちくりとした痛みで、吐き出してしまい、とても食べられる代物でないということがわかった。

じっくり本を読み返してみたら、「芽先の柔らかい部分は天ぷらにするとおいしい」と書かれていた。

つまり、若い葉なら、とげとげが気にならないということだ

わたしは、すでにかなり固くなった葉を使ったので、とげが痛くて食べることができなかった

 

根はキンピラにするとおいしいといわれる。おためしあれ。

参考文献:「野草で楽しむ散歩術」岡本信人著 ぶんか社