イラスト:Freepik

お助けマン!ドクダミ茶、ドクダミ化粧水、ドクダミ軟膏の作り方

ドクダミ1

暗くてじめじめしたところに、白い花を咲かせるドクダミ。

特有のにおいがあり、名前も毒々しいので、私はあまりいいイメージをもっていなかった。

ところが、先日徳川美術館で、浮世絵展を見たついでに、隣接している徳川園に行った。

その庭園の陽がしっかり当たる明るいところに、りっぱなドクダミがびっしりと咲いていた。

「ドクダミって、なんだか高貴」

その時から、ドクダミの陰気で日陰者のイメージが、高貴なものへとがらりと変わった。

まずは、ドクダミ茶を作ったので作り方を紹介する。

ドクダミ茶の作り方

1、ドクダミの地上部を刈り取る。

2 , よく洗う。

3、4~5本ずつ束ねて、風通しの良い日陰に干す。

ドクダミ2

4、からからに乾燥したら、はさみで適当な長さに切っていく。(お好みの長さで)

ドクダミを切る

5、弱火で煎る。(完全に水分を飛ばす)

6、密閉容器で保存する。

ドクダミ完成2

ドクダミは湿るとカビが生えるので、乾燥剤を入れておくか、時々フライパンで煎るとよい。乾燥にさえ気を付けていれば、ドクダミは次の年まで保存できる。

注 つるして干していると、ごみがついたり汚れたりする。そこで、汚れないように、新聞で包み、つるしておいた。

ドクダミ包む

ドクダミ新聞でつるす

生態 栄養学

季節 5~6月

利用部位:全草

栄養価 カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、亜鉛、クエルセチン、ルチン、

デカノイルアセトアルデヒド、カリウムなど

効果・効能

体内の毒を出すのでデトックス効果があり、血液をきれいにしたり、便秘が改善されたりするるそうだ。

お肌をきれいにしたり、アトピー症状を改善するともいわれている。

また、血圧を下げる働きがあるといわれる。

殺菌・抗菌作用があり、水虫に効くそうだ。

禁忌 注意事項

腎機能の低下している人は、少量にする。(ドクダミにはカリウムがたくさん含まれており、利尿作用がある)
排便を促すので、過剰に飲み続けることで下痢の症状が出る可能性がある。

ドクダミ化粧水

私は肌は丈夫で、化粧水に関してはまったくこだわりなく安いものを使っていた。

しかし、ドクダミの驚くべき薬効を知り、しかも美肌効果も高いということから、化粧水を作ったので紹介する。

準備するもの

ドクダミ化粧水

ドクダミの生葉

ホワイトリカー(35度から42度)

植物油 (ごま油 オリーブ油 ビタミンE はちみつなど)

 

作り方

1、採ってきたドクダミをよく洗う。

2、洗った後、水気をとる。(完全に水気をとらないと、そこから傷んでくるので注意

3、ガラスの口の広い瓶に、ドクダミをぎゅうぎゅう詰めにして入れる。

ドクダミ化粧水

4、ドクダミの3倍のホワイトリカーを加える。(ぎゅうぎゅう詰めにしたら、2㎝だったので、ホワイトリカーは6㎝まで入れた。)

ドクダミ4

5、きっちりふたを閉め、密閉する。

6、びんに作った日付を記入しておく。(2016年6月10日でした)

ドクダミ5

 

7、冷暗所に3か月ほど置いておけば、出来上がり。(楽しみ!きれいになるかなあ)

8、小瓶に詰め替え、植物油を入れる。

植物油(小麦粉胚芽油、ごま油、オリーブ油、ビタミンE、蜂蜜、等)。

かぶれやすい娘がドクダミ軟膏を自己流で作った!

このドクダミ軟膏で、次女は一日でニキビが治った。

ドクダミ軟膏をつけて寝たことを知らない私は、朝、起きてきた娘の顔を見て、びっくり。

ところどころに真っ黒なものがこびりついていた。

そして、彼女は、鏡を見て叫んだ。

「おそるべし、ドクダミ。一日でニキビが治った!」

長女は、あせもが2日で治っている。

 

材料どくだ

・ドクダミの葉 カップ4

・日本酒 大さじ3

・ココナッツオイル、オリーブオイルなどの油 大さじ3

 

作り方

1、 ドクダミを流水できれいに洗い、葉だけにする。

2、 ドクダミの葉を約3分蒸す

3、 蒸した葉を容器に入れ、スプーンなどで潰す

4、 日本酒を混ぜる

5、 ココナッツオイルを混ぜる

※密閉して冷蔵庫保存。早め(1週間以内)に使いきる。

 よもぎぬり

ドクダミの葉は3分も蒸すとドロッとして、スプーンなどで軽く潰すだけですぐペースト状になる。最初はこの過程だけで、「スペシャル・ドクダミ軟膏のできあがり!」と娘は言っていたが、ドクダミペーストだけだと肌馴染みが悪かったらしい。日本酒を混ぜたら多少改善されたものの、すぐ乾燥してしまう点は変わらなかったため、さらにココナッツオイルを混ぜたらそれらしくなったとのこと。

娘は、梅雨の湿気と汗のせいでか、腰~お尻にあせもができたらしく、夜掻きむしってしまうらしい。そういえば、赤ん坊の頃にも同じ場所にあせもができていた。

そこで、このドクダミ軟膏を塗ったら、塗った瞬間はピリッとしたらしいのだが、少し経つとスーッとして一晩快適に寝られたそう。

 

参考文献「ヤマケイポケットガイド14 薬草」平野隆久/著(山と渓谷社)