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特別な日にバラを食べる!バラのサラダ、ケーキ、リキュール、ジャムの作り方

せ花のなかでも、やっぱりバラは特別!

重なり合ったゴージャスな花びら、高貴な芳香…うっとりしてしまう。

花束も素敵だけれど、「花より団子」な私。ちょっと変わった味わい方を試してみた!

 

花弁を散らすだけ!祝福のバラサラダ

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37年間の教員生活が終了した日に、「なにか贅沢なお祝いがしたい!」と思った。

ケチな性分なので、切り花が散ってしまうのを見ると、もったいないような、寂しいような気分にいつもなる。そこで「目でも胃でも味わったら一石二鳥ではないか」と、バラのサラダを作ることにした。

●材料・作り方

お好みの具材でサラダを作る。

その上にバラの花弁を散らすだけ!

※バラは「エディブルフラワー(食べられる花)」として販売されているものか、自宅で化学肥料・農薬ナシで栽培したものを使用する。切り花や鉢植えで観賞用に売られているものは、化学肥料などで育てられているものが少なくない。

キュウリやニンジンんのシャキシャキ感、バラのふんわりとした食感、鼻や咽喉の奥に広がる香り…。まるで、真紅・ピンク・黄色という「色そのもの」を食べているような感じ。
バラの香りと色彩によって、いつものサラダが華やかな「祝福のサラダ」になった。

バラの花言葉は「愛と美」だそう。特別な記念日の食卓に、感謝と美しさが添えられた。

 

母の日のバラケーキ

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母の日に何を贈ろうかと考えた。毎年のことなので、そろそろネタも尽きてくる。吝嗇家の母なのでお金をかけると怒られるし、でも喜んでもらいたいし、びっくりさせたい。

花束はあげたことあるし、母も私と同じく「花より団子」だし…。ということで、バラケーキを作ることにした!

花束とケーキ、ふたつの役割をするうえ、お高いイチゴを使わないので財布にも優しい。お金をかけないでも、十分豪華で特別感のあるケーキができた。

●材料(1ホール分)

・薄力粉 100g

・砂糖 100g

・全卵 3個

・オリーブオイル(バターやココナッツオイルなどでも可) 30g

・ベーキングパウダー 5g

・粉糖 適量

・バラの花弁 適量

●バラケーキの作り方

1、薄力粉、砂糖、ベーキングパウダーをボールに振るって混ぜる。

2、別の容器で卵とオリーブオイルを混ぜる(バターやココナッツオイルの場合は温めて溶かしてから)。

3、1と2を混ぜ、オイルを塗った型に流し込み、170度のオーブンで30分焼く。

4、焼きあがって型から抜き、冷めるまで待ってから、粉糖を振るい、彩りを考えて花弁を並べていく。

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5、仕上げに、ケーキの真ん中にバラ一輪を飾り、周囲にバラの葉や花弁を並べたら完成!

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バラのリキュールの作り方

●材料

・バラ 20g

・砂糖 100g

・ホワイトリカー 500ml

・レモン果汁 大さじ2

●作り方

1、バラの花弁をきれいに洗い、タオルで水気を取って乾かしておく。

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2、ビンにホワイトリカーを少量入れ、上下逆さにしたりしてまんべんなく行きわたらせる(殺菌)。

3、乾いた花弁、砂糖、ホワイトリカーを瓶に入れ、1週間冷暗所で保存する。

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4、1週間経ったら花弁を引き上げ、再び冷暗所で保存。※花弁を入れっぱなしにすると濁ってくる。

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2週間頃から飲めますが、1か月頃から美味しくなってくる。今回はピンク系、黄系に分けてつけたが、ピンクをより発色させたい場合は、レモン果汁を入れると鮮やかに出る。

 

バラジャムの作り方(リキュールの花弁を使えば苦味ナシ!)

リキュール造りの際に取り出した花弁は、ジャムにすることができる。バラジャムを手作りするとき、苦味が残ってしまうのが悩みという人は少なくないようだが、リキュールの残り花弁を使えば大丈夫。

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砂糖を加えて弱火で煮詰めれば出来上がり!

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おすすめは紅茶に入れること!朝飲めば、エレガントな匂いが広がり、お洒落がしたくなる。

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バラの生態・栄養学

季節:5~6月(種類によって2季咲や4季咲あり)

可食部位:花びら、つぼみ(発色が良いものを選ぶと◎)

栄養素:ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB2、カロテン、ポリフェノール(タンニン)

効果・効能

・精神をリラックスさせる効果が有名で、落ち込み、神経性胃炎、神経性の下痢などに効果があるとされる。

・ホルモンバランスを整え、女性ホルモンの分泌を促すといわれており、更年期障害、生理不順、月経過多、生理痛などにも有効だといわれる。

・美肌効果に優れるとされ、花弁を浮かべたバラ風呂も良いそう。

 

注意

特に無し
参考文献
「薬膳&漢方の食材辞典」坂口珠未 著(ナツメ社)