イラスト:Freepik

シロツメクサだって食べられる! シロツメクサの料理、効能、花ことば 

シロツメクサ1

春がくる。野原いちめんのシロツメクサ。

花かんむりを編んで、お姫さまごっこをした。四葉のクローバーは本に挟んで、いつまでも取っておいた。

幼い日々――。シロツメクサは記憶を運んでくれる。

シロツメクサの炒め物

昼ごはんのおかずを作ろうと、冷蔵庫を開けたら、野菜がない。
流しの上には、近くの公園で摘んできたシロツメクサが、コップに飾ってあった。

「そうだ、お昼はシロツメクサを食べよう」

きれいに洗って、

オリーブオイルで炒めて

シロツメクサ2
塩をふった。

お皿の真ん中に、シロツメクサの炒め物。

シロツメクサ3
ポテトサラダに ゆでたまごを添えて、

畑でとったばかりの赤いイチゴも並べた。

テーブルに、残りのシロツメクサを飾り

「いただきます」

シロツメクサ4

葉はちょっと硬い。でも花の部分は、こんがり、カリカリ! 美味しい!

 

一度めしあがれ、
野原を食べているような、ウサギにでもなったような
気持ちになる。

春風に吹かれて

野原を散歩しているような

楽しい気分になった。

生態・栄養素

季節:4~9月

利用部位:全体(若い葉や花は食用に。炒め物・チャーハン・和え物・天ぷら・かき揚げにするのがオススメ!若くないものは天日干しでお茶にしたり、焼酎に漬けて花酒にしても!)

利用部位:全草

栄養素:・クエルセチン(フラボノイド類でポリフェノールの一種。ああ玉ねぎの薄皮にも含まれる。)

タンニン (緑茶やワインの苦味成分で、ポリフェノール。抗酸化作用があるといわれる。)

効果・効能

・体が火照るタイプのストレス症状を緩和するといわれる。

・抗炎症作用があるといわれ、咳や痰、痔に効果があるそうだ。

参考文献「ヤマケイポケットガイド14 薬草」平野隆久/著(山と渓谷社)

シロツメクサの花ことば

シロツメクサの花ことばは、

「私を思って」「私のものになって」「幸運」「約束」「復讐」だそうだ。

可憐なシロツメクサだが、花ことばは、意外に怖いものだった。

「私のものになって」その「約束」を守ってくれなければ、

その時は「復讐」する、というのだ。

幼い頃、花かんむりを編んで、好きな男の子にプレゼントした。

そんな花ことばがあるとも知らずに。