イラスト:Freepik

スギナ茶の簡単な作り方と効能!ミネラルの宝庫

スギナ1
スギナって、知ってますか? (これはうちの畑)

つくしが大きくなったものがスギナ。

どこでも見かけるけれど、ほとんど見向きもされない。

実はこのスギナは、驚くべき栄養がいっぱい。

そこで、ミネラルたっぷり「スギナ茶」の簡単な作り方と効能、味を紹介する。

簡単スギナ茶の作り方

1、スギナを引っこ抜いてくる。
スギナ2

2、根元を取り除き、きれいに洗う。

スギナ4

スギナ3

3、天日干しする。(これはホームセンターで700円くらいで購入した。三段になっていて、たくさん干せるから便利。ごみや虫がつかない)

スギナ5
4、からからに乾燥させる。指でほぐすと、ぱらぱらっとなるまでにする(私の場合は、1週間くらい干した)

5、乾燥スギナを、フライパンで軽く乾煎りする。

いぶるスギナ

6、冷めたら、お茶を入れやすい長さに、あらかじめ切っておくと、お茶を入れるときに便利。

7、これで完成!冷めきったら、密閉容器で保存する。

スギナは湿気に弱い。時々軽く乾煎りするか、乾燥剤をパックに入れておくとよい。

スギナ保存

畑に根付いていた憎き雑草スギナが、私の生活にしっかり根付いた。

今では、朝一番にスギナ茶タイムがある。

完成

健康維持の助っ人、スギナ茶。目安は1日1~2杯まで。

生態・栄養素

季節 :4~7月(ツクシは3~4月)
利用部位: 茎、葉(出始めの若いスギナは食べられる)
栄養素:カルシウム(ほうれん草の約155倍)

・マグネシウム(約3倍)

・カリウム(約5倍)

・リン(約5倍)

ツクシは胞子を飛ばす役割をし、その後出てくるスギナは養分を蓄える役割をするので、スギナには

栄養がたっぷり。特に、植物の成長に必要なミネラル類の宝庫だ。

ナトリウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ケイ素などのミネラルが豊富とされる。

また、葉緑素、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなども多く含まれているそう。

効果・効能

咳止め、解熱効果が有名。

風邪をひいたときは、5~10gの茶葉を400mlのお湯で煎じ、2~3回に分けて飲むとよいとされ

る。

・ミネラルの宝庫なので、代表的な効能はなんといっても利尿作用。むくみやデトックスへの

効果に優れるといわれている。

・デトックス、解毒作用があるため、アトピー性皮膚炎、美肌、ダイエット、便秘にも良い

そうだ。

・カリウムが豊富なので、高血圧の予防にも有効とされる。

・亜鉛や鉄などを多く含むので、糖尿病の予防にも有効とされる。

禁忌・注意事項

ミネラルがかなり多いため、腎臓疾患がある方には禁忌。健康な人でも1日1~2杯が望ましい。心臓・腎臓の機能が低下している人、スギナに関してアレルギー症状がある人は控える。

参考文献「ヤマケイポケットガイド14 薬草」平野隆久/著(山と渓谷社)

スギナ茶との出会い、初めての味

スギナと奮闘している春の日、醤油造りなんかをしている自然派志向の知人の家へ伺う機会があった。

(醤油造りについては、また記事を書くつもりです)

そこで初めて、スギナ茶を飲んだ

スギナといえば、私の天敵!
畑にびっしりはびこり、抜こうとしても、どうしても根っこを残してしまう。

土をほじってもほじっても、根っこが残る。完全に、お手上げ状態。夢にまで、出てくる始末である。

ところが、そのにっくきスギナが、
知人のお宅の縁側で、大事に天日干しされ、
うやうやしく、お茶になって出てきたのだ。

「変わった味だなあ…」

というのが、最初の感想。魚のようだけど、生臭くはない…。土のような、石のような味。たぶん「ミネラルの味」だったのだと思う。

その瞬間から、わたしのスギナに対する見方が変わった。
憎き雑草が、突如として「薬草」になったのである。

プレゼントにしたら珍しがられた!でも、結石や腎臓疾患のある人には×!

「こんなにミネラル豊富なのに、抜いても抜いても畑に生えてくるから無尽蔵」ということで、誕生日を迎えたメタボ気味の弟や、健康志向の友人たちにスギナ茶をプレゼントしてみた。

「体に良さそうだし、珍しい!」

友人も弟も喜んでくれたけれど、最初は私のように「ん?初めて飲む味…」と困惑するかもしれない、とさしあげてから気づいた。

私はスギナ茶の味に慣れたので美味しく感じるけれど、プレゼントするときは他のお茶とブレンドするとさらに飲みやすくなるかも。