イラスト:Freepik

スギナふりかけで、手軽にミネラル補給!

乾燥スギナのお茶作りについては、以前書いた。

スギナ保存

美味しいので、家族でスギナ茶を常飲していたのだが、カサがあるためスペースを取っているというので、娘がミル(粉ひき器)で全て粉砕してしまった。

すぎなふりかけ

スギナ粉でお茶を作ってみたのだが、濾しても濾しきれず、ザラザラとした舌触りと独特の風味が残ってしまう。

「粉にしないほうが良かった…」

娘を恨んだが、まだまだ大量にあるスギナ粉。

そこで、お茶ではなく、この粉そのものを食べようという発想に切り替えた。

まずはハンバーグに入れてみた。

スギナハンバーグ。普通のハンバーグと2種類作ったが、ほとんど見分けがつかない。少し緑の色が着いたくらいである。味もほぼ同じ。これはいける。スギナのエキスをハンバーグでいただける。

次はふりかけ。

こんなに粒子が細かいなら、ふりかけにピッタリ。独特の風味も、煮干しの味に似てるし。

自家製スギナふりかけの作り方

1、ゴマを炒ってすり鉢でゴリゴリ。香ばしい香りがする。

すぎなふりかけ1

すりあがったら、こんな風に細かくなった。

すぎなふりかけ22、スリゴマに、スギナの粉、塩、砂糖(ほんのすこーし)を入れた。

すぎなふりかけ3混ぜたら、完成!

すぎなふりかけ4

味見をしたら、なにか物足りない気がしたので、だし粉を入れた。

すぎなふりかけ7

再び味見をした。

今度は美味い。だしが効いたのかご飯にかけてもいける。

すぎなふりかけ5

真っ白いご飯にパッパッパと振りかける。

美味い。

削り節や粉末昆布、青のりなんかをプラスしても美味しそう。

密閉したガラスの容器に入れて、保存する。

すぎなふりかけ6

 

生態・栄養素

季節 :4~7月(ツクシは3~4月)
利用部位: 茎、葉(出始めの若いスギナは食べられる)
栄養素:カルシウム(ほうれん草の約155倍)

・マグネシウム(約3倍)

・カリウム(約5倍)
・リン(約5倍)

ツクシは胞子を飛ばす役割をし、その後出てくるスギナは養分を蓄える役割をするので、スギナには栄養がたっぷり。特に、植物の成長に必要なミネラル類の宝庫。

ナトリウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ケイ素などのミネラルが豊富。葉緑素、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなども多く含まれている。

効果・効能

咳止め、解熱効果が有名。

風邪をひいたときは、5~10gの茶葉を400mlのお湯で煎じ、2~3回に分けて飲むとよい。

・ミネラルの宝庫なので、代表的な効能はなんといっても利尿作用。むくみやデトックスへの効果に優れるといわれ。

・デトックス、解毒作用があるため、アトピー性皮膚炎、美肌、ダイエット、便秘にも良い 。

・カリウムが豊富なので、高血圧の予防にも有効。

・亜鉛や鉄などを多く含むので、糖尿病の予防にも有効。

禁忌・注意事項

ミネラルがかなり多いため、腎臓疾患がある方には禁忌。健康な
人でも1日1~2杯が望ましい。心臓・腎臓の機能が低下している人、スギナに関してアレルギー症状がある人は控える。

参考文献「ヤマケイポケットガイド14 薬草」平野隆久/著(山と渓谷社)